はじめに
ブラウザだけで動作する WordPress 「Playground」が、昨年辺りから利用できるようになりました。それを利用して、公式プラグインディレクトリや公式テーマディレクトリで「Live Preview」が可能になっています。今回は、公式プラグインディレクトリで「Live Preview」を可能にするためにプラグイン作者向けに書きました。
プラグインディレクトリにログイン
ログインして、「Advanced View」に移動し、最下部に移動すると、「Toggle Live Preview」という欄があります。blueprint.json
というファイルがコミットされていないと、「Live Preview」 を有効化するボタンが表示されていません。


設定ファイルの編集とコミット
例として、自分のプラグインの Fixed Bottom Menu の「blueprint.json」を以下に記します。
{
"landingPage": "\/wp-admin\/admin.php?page=fixedbottommenu",
"preferredVersions": {
"php": "8.0",
"wp": "6.6"
},
"login": true,
"plugins": ["fixed-bottom-menu"]
}
プラグインをインストール、有効化し、プラグインの設定画面を表示する設定になっています。詳しくは、以下をご覧ください。
また、「blueprint.json」の設定例が以下から参照できます。
その他に一番使う設定として、管理画面を日本語で読み込む例を以下に示します。
{
"landingPage": "\/wp-admin\/",
"login": true,
"steps": [
{
"step": "setSiteLanguage",
"language": "ja"
}
]
}
「blueprint.json」の編集を終えたら、プラグインディレクトリにコミットします。コミット場所は、/assets/blueprints/blueprint.json
です。


プラグインディレクトリでの操作
コミット後に、ログインして、「Download」の横に「Test Preview」ボタンが出現します。ボタンを押すとテストできます。

テストして問題が無ければ、「Advanced View」に移動し、最下部に移動し、「Toggle Live Preview」のボタンを押すと、「Live Preview」が有効化されます。


実際の動作
おわりに
「Live Preview」は、プラグインの更新とは独立してオン・オフできるので、用途や更新内容に合わせて適宜オン・オフできるのが便利ですね。
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