はじめに
WordPress 5.3 は11月にリリース予定ですが、以下の様な記事を見つけました。
新しい日時の関数とフィルターが導入されるという事で、日時の関数とフィルターを多数使用している自分のプラグイン Wareki をベータ版でテストした所、動作しない箇所があったので修正しました。その際に、いろいろテストしたので一部の関数とフィルターを以下に紹介します。
関数
wp_date( $format, $timestamp = null, $timezone = null )
date_i18n 関数の後継だと思います。
- 第1引数 PHP の日時のフォーマット
- 第2引数 Unix タイムスタンプ
- 第3引数 タイムゾーン
- 返り値 書式化された日時の文字列もしくは False
第3引数がポイントでデフォルトではサイトで設定したタイムゾーンが入ってきます。使い方は以下の様に書きます。現在の日時を出すだけなら、第2引数・第3引数は省略します。
$date_ux = 1569422086;
$date = wp_date( 'Y-m-d H:i:s', $date_ux, new DateTimeZone( 'UTC' ) );
以前 data_i18n 関数では、前後のコード次第で9時間ずれたりして苦労した事があったのですが、この関数ではそのような事はなくなりました。
current_datetime()
以下の様な日時のオブジェクトを返します。
DateTimeImmutable Object ( [date] => 2019-09-25 23:34:46.584458 [timezone_type] => 3 [timezone] => Asia/Tokyo )
フィルター
apply_filters( 'wp_date', $date, $format, $timestamp, $timezone )
- 第1引数 書式化された日時の文字列
- 第2引数 PHP の日時のフォーマット
- 第3引数 Unix タイムスタンプ
- 第4引数 タイムゾーン返り値 日時の文字列もしくは False
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