はじめに
WordPress の引っ越しは手間がかかります。特に、メディアライブラリーの引っ越しはトラブルが多く、引っ越しで失敗して、私の作成したプラグイン Media from FTP を使用して何とか復旧し、感謝される事が度々あります。本来、そのような目的で作ったものでは無く、例えば、ID を前のサーバーと同じにするような事はできません。そこで引っ越し専用プラグイン Moving Media Library を作成してみました。簡単なバックアップにも使えると思います。
概要
- エクスポート
- データベースを JSON 形式のファイルとして出力します。
- エクスポートした JSON ファイルをメールで送信します。
- インポート
- エクスポートされた JSON 形式のファイルを読み込み、データベースに出力します。
- すべてのメディアのユーザー ID を現在のユーザー ID に置き換えるオプションがあります。
- 以下を維持します
- ID
- ユーザー ID
- 日付と時刻
- フォルダー構造
- ファイル名
- ファイルの種類
- ファイルサイズ
- サイズ
- サムネイル
- Exif データ
- 代替テキスト
- キャプション
- 概要
- コメント
使用方法
- 引っ越し元と、引っ越し先にプラグインをインストールします。
- 引っ越し元で、エクスポートします。メディアライブラリー関連のデータベースのデータを JSON ファイルにまとめて出力します。
- 引っ越し元から、wp-content/uploads 以下のメディアファイルを、引っ越し先にコピーします。この作業はプラグインで行わないため、各自様々な手段で行ってください。
- 引っ越し先で、JSON ファイルを読みこんでインポートします。
スクリーンショット
アドオン
このアドオンは「Moving Media Library」において、Cron イベントを登録して実行することができます。
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