はじめに
開発環境を再構築しました。備忘録として記します。
- ローカルネットワーク内での SSL アクセス
- ショップサイトのテストの為
- ローカルネットワーク内でのメール送受信
- 作成したチュートリアル動画をボカシ無しで作成する為
- ローカルネットワーク内での GUI でのファイル操作
- プラグイン開発時の省力化
- PHP のコマンドラインでの実行
- プラグインのアドオンとしてコマンドラインスクリプトをいくつか作成しているが、その大規模なテストを行いたい為
仮想マシン(Virtual Box)や、コンテナ型仮想環境(Docker)でもできるかと思いますが、ストレージやメモリがかなり必要になるのと、以前、Docker で動作させたものが遅かったのもあり、手元に使用してないマシンがあったので、それを使用して構築しました。
※記事更新時の、2024年1月時点で、WSL2(Windows Subsystem for Linux) での環境も構築しました。この記事内の方法で、同様に構築できます。
- WSL2 での長所
- 1台で全てが済む。
- インストール時に、IP アドレスが決まるので設定の必要無し。(各ホスト名は設定の必要あり。)
- シェルが立ち上がるので、SSH 関連の設定の必要無し。
- エクスプローラーから、ディスクが見えるので、Samba が必要無し。
- WSL2 での短所
- 現在のバージョンでは、外部端末からの接続が、port を開けるなどの面倒な手順が必要。
初期構成
- Lenovo Yoga Book with Windows
- CPU: Atom 1.44Ghz
- メモリ: 4G
- ストレージ: 64G
現在、Micro USB からの給電のみで、全てメイン機から操作しています。Ubuntu Server で無いのは、Micro USB に繋げた USB ハブが認識されずにキーボードが使えなかったからですが、結果的に良かったです。Ubuntu では、本体のハロキーボード(独特のタッチタイプの光るキーボード)は使えませんが、タッチパネル(GUI の時)は使えます。
ちなみに、後ろに見えるメイン機は、Surface Pro 6 (Windows10)です。
インストール
インストールは、Micro USB にダイレクトに接続できる USB メモリが手元にあったので、そこからブートさせて行いました。電源ボタンと音量の+ボタンを同時に押すと、Bios が立ち上がりそこで選択できます。
現在の構成(実機)
※記事更新時の、2024年1月時点では、Intel NUC11PAHI3 を使用しています。サーバーは早い方が良いです!
- Intel NUC11PAHI3
- CPU: Corei3-1115G4
- メモリ: 8G
- ストレージ: 256G
現在の構成(WSL2)
※記事更新時の、2024年1月時点では、Surface Pro 6 を使用しています。必要十分の動作速度・安定感です。
- CPU: Core i5-8250U
- メモリ: 8G
- ストレージ: 256G
ホストを決める
IP アドレスを 192.168.179.2 に固定しました。
そのアドレスに対応するホストを以下の様に決めました。
192.168.179.2 riverforest.test /* メイン */
192.168.179.2 shop.riverforest.test /* 英語専用のショップサイト */
192.168.179.2 shop-jp.riverforest.test /* 日本語専用のショップサイト */
192.168.179.2 mail.riverforest.test /* メールサーバー */
192.168.179.2 compe.riverforest.test /* 競技会採点システムのサイト */
192.168.179.2 bdc.riverforest.test /* ボールルームダンス競技会採点システムのサイト */
名前解決の為に、上記を以下に追記しました。
- Ubuntu: /etc/hosts
- Windows10: C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Ubuntu 側は、次の SSH 接続が出来てから編集しました。
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